古田十駕(酒盛正)の文学日記

古田十駕の文学日記

2024年3月26日 若いころはもっと孤独になれていた。

 朝から雨だが、午後にでも近くのスーパーへ食糧の買い出しにいく。一昨日の電話で家内が野菜を摂れというので焼酎のつまみに茹でた枝豆を買ったが、べちゃべちゃに湿気っていて皮が厚くて食べられたものではなかった。手書き原稿ばかり溜まるので何枚書いたかわからないが、四章の三分の二までは書き終える。残り三分の一で下赤坂城の落城を書く。日曜日の夜というか月曜日の未明、むかいのアパートの二階で犬の異様な鳴き声がして、二、三分藻掻き苦しむようなその鳴き声が続いてパタリと止んだ。そこの住人は以前から何かと問題があって(以前に警官が踏み込んだことは前に書いた)、動物虐待で近くの派出所に電話をしようとおもったが、時間が時間なのでやめた。あんな内臓を吐き出すような鳴き声は死ぬときにしか出ないようにおもえる。そのあと飼犬の鳴き声はまったくしなくなっている。

 

2024年3月23日 混乱も一つの秩序には違いない。

 書いた原稿を家内がパソコンへ打ち込んで印字原稿にしてくれているのだが、その家内が外反母趾の手術で入院して、書いた文章ばかりがたまってしまって頭の整理がつかない。ここ数日、三食を即席ラーメンとソーセイジですませていて、体力も気力も不調。おかげで都落ちした後醍醐天皇の気持ちがよくわかる気がする。あとでたまった手書きの原稿を読めるように書き直して家内にわたすときの混乱を考えるといよいよ気分が滅入る。

2024年3月20日 午後は春の嵐か。

 百八十一枚。笠置山行宮陥落のあとの後醍醐天皇、大塔宮以下のうごきを時系列に整理してじっさいに書いてみて、当初おもっていたようではないようにおもえてきたので、前の七、八枚に少し手を入れることにする。手を入れたところがふくらむので、うしろへ押せ押せになって、この四章のうしろ三分の一で書くつもりだった後醍醐天皇隠岐配流が次章へずれ込むことになる。まだ先のながい話なので慌てず、ちょっと寛いで団扇で胸元へ風を送り込むような心持ちで書く。

 

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 曹洞宗の禅林で破門同然となった良寛は、越後へ帰郷して世俗の中で禅の修行を全うしようとするが、そうして真摯に生きようとすればするほどこの世に生きる場を失う。良寛は身を屈め、大きな体を小さくして人の世を生き凌ぐ。ーーかくばかりうき世と知らばおく山の草にも木にもならましものを

          160円(税込み

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 釈迦牟尼(サキャ族の聖者)、仏陀(真理を悟る者)と呼ばれるゴータマ・シッダールタは、どのようにして現象としてのこの世の真の姿をとらえ、苦からの解脱という方途を見出したか。その大悟までの半生を描く。
   100円(税込み)

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 ユダヤ教から卵生したキリスト教を、ユダヤ主義者や異教徒と厳しく対決しながらローマ帝国に教線をひろげていった聖パウロを中心に、新約聖書記述者のルカやマルコをはじめとする伝道者たちの信仰を描く。
   280円(税込み)

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 明治二十三年春三十九歳で来日し、五十九歳で亡くなるまで日本を離れず、「知られざる日本の面影」「霊の日本」「神國日本」などをあらわして日本を西欧に紹介した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の評伝小説。
    100円(税込み)

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僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
近代日本の芸術における過剰な商業主義への光太郎の生真面目な抗議は、
美しい日本の良心と言えるだろう。
日本近代詩の父、高村光太郎の生涯!
   280円(税込み)

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酒盛正全詩集
作品No.1より
雨。かってこれほど充実した一日はなかった。夕闇と
ともに空は明るみ、疲労が私を襲った。野の道の地蔵の
前に私は屈みこみ、しきりに自由とか孤独とかいうことを
考えた。濡れた雨傘は鉄鉢を持つ地蔵の腕にたてかけて
あった。夜が迫りつつあった。
   100円(税込み)

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 かく歩み、かく思い、かく書く。文学日記より拾った鳥道の粋藻。小説が生まれる前の素描。文学日記セレクション
   240円(税込み)

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2024年3月17日 空青める月こそ愛し

 百七十九枚。後醍醐天皇から託された神鏡を持った空如が大塔宮の潜む般若寺へ行くところまで書く。今月中に後醍醐天皇隠岐配流まで何とか書きたい。見通しのあるときはあえてゆっくりと書く。ゆっくりと実存をなぞる。ゆっくりと撫でていると実存が浮きあがってくる。

 

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2024年3月14日 物部の幽の剣やゆらゆらと

 百七十六枚。赤坂城の緒戦を書き終える。あと八枚で二回目の戦いと赤坂城の陥落、この間に京でおこなわれた大覚寺統の公家、武家の処分などを書き、そのあと十七枚で後醍醐天皇隠岐配流を書く。前作の推敲を始める。欲しかった資料がタイミングよく手に入って書きやすくなる。

 

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2024年3月11日  三百六十四分の一。

 百七十三枚。赤坂城への幕軍先鋒の在方御家人勢の攻撃を書く。この戦闘で楠木方が大勝するので、笠置山合戦で敗れた親王たちが頼っていって、赤坂城が宮方の拠点になっていく。このころせいぜい一万石くらいしかなかったので荷が勝ちすぎたが、正成にしてみればやるしかないと言ったところか。今日も頑張って書くべ。

 

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2024年3月8日 万象を表象する力の本質とは何か。

 百七十枚。四章の三分の一書き終え、舞台を赤坂城籠城戦へ移す。関東軍が河内へやってくる前に赤坂城に近い東条城を根城にした河内や西大和の幕府方の在地の土豪荘官御家人たちが九月中旬ころから攻撃を仕掛けてくる。ほぼ笠置山合戦と同時期なので双方に関連する人事などが混乱している資料がある。その周辺の資料を参考に比較検討する。そこへ大塔宮との関連も絡んできて、書きすすむにつれて事態が複雑になる。それを小説の力学で書く。小説の力学は力の諸関係の現象の量が算出される物理学の力学とは違う。そうした科学的力学は力そのものの本質を表象することができない。

 

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